December 16, 2005
心地のよい音。
今日、お昼に「ボーズ感性工学リサーチ株式会社」の方のお話を聞いてきました。
ボーズ、ってあのスピーカーのBOSEです。
http://www.bose.co.jp/
ボーズ社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のボーズ博士が始めたことで有名ですが、
なぜスピーカーをつくろうとしたのかと言うと、
「よい音を聞くと研究成果が上がる」という経験から、よい音を研究室で鳴らしたい。
と思って研究を重ねたのだそうです。
右脳は音楽などのイメージ的なものの処理に、左脳は言語機能に使われるというのは、
ご承知のとおりなのですが、このイメージ脳という右脳を刺激することで、
左脳も活性化されるということなのでしょうか。
とにかく、ボーズ博士は、「心地よい音」とは・・・?
という研究を重ねたそうです。
で、出た結論は、
直接音・・・11%
間接音・・・89%
で構成される音が、人間にとって一番心地よい音なのだそうです。
どういうことか?
たとえば、スピーカーの前に立って聞く音は、直接耳に入ってきますから、直接音です。
しかし、スピーカーを壁に向けて壁に一度当たって跳ね返ってくる音を耳に聞くと、
間接音です。
この間接音9割というのが心地よい音なのだとか。
で、この間接音9割を4畳から30畳くらいの部屋で再現できるオーディオシステムというのを
(VIAシステムというそうです)
体験させていただきました。
うーん。確かに心地よい。
クラシック音楽だと、オーケストラのものよりも、
チェロ独奏など、ひとつの楽器の音のほうがいいかな。と思いました。
ジャズのトリオやカルテットなんかは、ベース音がとても心地よかったです。
ベース音って、普通は床とか、がんがん振動するじゃないですか。
(我が家のウーハーにも苦情が来たことがあります)
でも、このシステムは空気を振動させているので、
ぜんぜん隣近所にひびかないとか。
マンションにはぴったりですよ。
「ドアを閉めたら音はしません」と思い切り営業されました。
約28万円だそうで、今申込書に書くと年内には届きます。なんていわれて、
サインする直前までいきましたが、ちょうど携帯が鳴ったので、
とりあえず、断ってきました。
ははは。また衝動買いすると怒られる・・・。
そうそう。
話を戻します。
脳が音を感じるのは、空気振動を耳の中で水振動に変換して感じているのだと
前に、何かの本で読みました。
ということは、間接音9割というのは、音の中の9割を空気振動で伝わらせることで、
脳に直接訴えているのかもしれません。
ということは、脳にとっては、この空気振動の間接音のほうが直接音ですよね。
ピアノを弾いていても、
消音装置をつけてヘッドホンで聞いた音と、蓋をあけて弦を思い切り鳴らした音とは、
ぜんぜん違います。
蓋をあけたほうが、とてもよい音に聞こえて、心地よく、気分も乗ります。
耳には直接聞こえない、空気振動が伝わってくるからなのでしょうか。
実は、オーディオマニアだったわたし。
(昔ですよ。)
スピーカー10個ぐらい部屋に並べてますが、
一部壁に向けてみて、音を確かめてみようと思いました。

